vimをviとして使用する方法

vimをインストールする方法

#dnf -y install vim-enhanced

これをviとして、使用するには、使うユーザごとに

$vi ~/.bashrc

と、bashスタートアップシェルを修正する必要がある。aliasで「vi」とした場合「vim」が呼び出されるようにする。

alias vi='vim'

さらに、sudo環境で動作させるには、次の行に

alias sudo='sudo '

とする必要がある。

GNOMEにGoogle日本語入力を入れる方法

GNOME(グノム)とは、Linuxのディスクトップ環境の一つです。Fedora Workstationの標準のディスクトップ環境は、GNOME3なので、以下のようにして、Google日本語入力をインストールします。

#dnf -y install ibus-mozc

しかし、このままでは、日本語キーボードに対応しておらず、英語キーボードを使用しているように振る舞ってしまいます。そこで、日本語キーボードに対応させるために次のように設定ファイルを修正します。

#vi /usr/share/ibus/component/mozc.xml

<layout>default</layout>の部分を次のように書き換えます。

<layout>jp</layout>

これで、設定を開いて、地域と言語を選択して、「入力ソース」の「+」ボタンを押して、「日本語」を選択して、「日本語 (Mozc)」を選択して追加します。

jpの部分で、正確にキーボードと一致しない方はjp2,jp3を試してみてください。

Laravelをxdomainに設置する方法のメモ

VPS(Virtual Private Server)などでは、httpd.confがいじれるためにDocumentRootを変更できるが無料レンタルサーバーなどでは、Laravel を設置するのは、下記のように行う。

他のレンタルサーバーでは次の方法だけでいいようだ。「Laravelディレクトリ/public/」の中身全部を公開されるディレクトリのルート、xdomainならFTPから見れるルート「/」にコピー。ルートの「index.php」の中の「require __DIR__.’/../vendor/autoload.php’;」を「require __DIR__.’/Laravelディレクトリ/vendor/autoload.php’;」に修正。「$app = require_once __DIR__.’/../bootstrap/app.php’;」を「$app = require_once __DIR__.’/Laravelディレクトリ/bootstrap/app.php’;」に修正。

さらにxdomain特有の修正は、.htaccessの修正が必要になります。mod_negotiation.c がxdomainのApacheにはないようだ。

<IfModule mod_rewrite.c>
# <IfModule mod_negotiation.c>
# Options -MultiViews -Indexes
# </IfModule>

RewriteEngine On

# Handle Authorization Header
RewriteCond %{HTTP:Authorization} .
RewriteRule .* - [E=HTTP_AUTHORIZATION:%{HTTP:Authorization}]

# Redirect Trailing Slashes If Not A Folder...
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteCond %{REQUEST_URI} (.+)/$
RewriteRule ^ %1 [L,R=301]

# Handle Front Controller...
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteRule ^ index.php [L]
</IfModule>

SELinux関連コマンド

SELinux有効かどうかを調べる

  • getenforce
  • sestatus

書き込みをするファイルのラベルを変更する

  • #semanage fcontext -a -t httpd_sys_rw_content_t “/var/www/html/tmp(/.*)?”
  • #restorecon -R /var/www/html/tmp

httpdで扱うファイルだとラベルを変更する

  • #semanage fcontext -a -t httpd_sys_content_t ‘/var/www/html(/.*)?’
  • #restorecon -R /var/www/html

キャッシュディレクトリだとラベルを変更する

  • #chcon -R -t httpd_cache_t /var/www/html/blog/storage

仮想マシンのディスクを別の場所に置く場合

  • $sudo setsebool -P virt_use_fusefs 1

httpのユーザディレクトリを使用する場合

  • $sudo setsebool -P httpd_enable_homedirs on
  • $sudo restorecon -R /home

 

Fedora27WorkstationにLaravel 5.5を設置する

Laravel 5.5の動作環境は、「https://readouble.com/laravel/」によると

  • PHP >= 7.0.0
  • OpenSSL PHP拡張
  • PDO PHP拡張
  • Mbstring PHP拡張
  • Tokenizer PHP拡張
  • XML PHP拡張

なので、次のパッケージをインストールする。

  1. $su –
  2. #dnf -y install php php-common php-pdo php-mbstring php-xml php-pear
  3. #exit

次に「composer」をインストールします。composerの中身はphpなので、「https://getcomposer.org/」からダウンロードしても構いません。

  1. $su
  2. #dnf -y install composer
  3. #exit

composerを使ってLaravelをインストールします。次の例は、Laravel 5.5を「blog」というディレクリにインストールします。rootユーザでは実行しないでくださいとエラーが出てたので、一般ユーザで実行してください。/var/www/htmlなどに入れる場合 #chmod 755 /var/www を実行する必要があると思います。

  • $composer create-project –prefer-dist laravel/laravel blog “5.5.*”

10分程度かかります。赤色で囲まれたメッセージが出たときは、読んで、対応して、もう一度実行してください。

SELinux環境では次のコマンドも参考にしてください。

  • sudo semanage fcontext -a -t httpd_sys_content_t ‘/var/www/html(/.*)?’
  • sudo restorecon -R /var/www/html
  • sudo chcon -R -t httpd_cache_t /var/www/html/blog/storage
  • sudo chcon -R -t httpd_cache_t /var/www/html/blog/bootstrap/cache

その他、パーミッション設定

  • $sudo chmod 755 /var/www
  • $sudo chmod 777 /var/www/html
  • $sudo chmod -R 777 storage
  • $sudo chmod -R 777 bootstrap/cache

よくわからない設定 $sudo chown -R root:apache /var/www

最後に、/etc/httpd/conf/httpd.confのDocumentRootを「/var/www/html/blog/public/」に変更して「http://localhost」でアクセスして、「Laravel」と中央に表示されれば成功です。

ホームディレクトリ名の英語化

以下のコマンドを打つと「/home/ユーザ名/ドキュメント」などが「/home/ユーザ名/Documents」の英語になる。

$LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

GNOME画面で古い名前、新しい名前、再び聞くか?などの選択画面が出るので「新しい名前」を最初は選択し、英語になったのを確認して、「古い名前」を選択する。

ファイアーウォールの設定メモ

以下、rootで実行する場合は、sudoは必要ありません。一般的に$で始まると一般ユーザーで、#で始まる場合rootで実行する表記になります。

  • デフォルトゾーンの確認

    • $sudo firewall-cmd –get-default-zone
      fedora24workstationでは、FedoraWorkstation
  • デフォルトゾーンの設定

    • $sudo firewall-cmd –set-default-zone=public
  • 公開するサービスの追加

    • $sudo firewall-cmd –add-service=http –zone=public –permanent
    • $sudo firewall-cmd –add-service=cockpit –zone=public –permanent
    • –permanentをつけないと永続しません。
  • 公開されているサービスの一覧の取得

    • $sudo firewall-cmd –list-services
    • $sudo firewall-cmd –list-services –zone=public
  • 追加できるサービス一覧の取得

    • $sudo firewall-cmd –get-services
  • firewalldの再起動方法 これをしないと反映されない

    • $sudo firewall-cmd –reload
    • –permanentをつけた場合のみ
  • 公開するポートの追加

    • $sudo firewall-cmd –add-port=22/tcp –zone=public –permanent
  • サービスの削除

    • $sudo firewall-cmd –remove-service=http –zone=public –permanent